ビットコイン価格が急騰、時価総額は1兆ドルを突破

仮想通貨、週で14%上昇、2月は60%上昇

ビットコインは金曜日に史上最高値を更新し、時価総額が初めて1兆ドルを突破しました。

ビットコインは金曜日の取引で6.4%上昇し、史上最高値の5万5000ドルを超え、週間では約14%の上昇が見込まれています。

データサイトCoinMarketCapによると、ビットコインの時価総額（流通しているすべてのビットコインの価値）は1兆ドルを超えました。

ビットコインは水曜日に初めて5万ドルの大台を突破し、引き続き主流投資家の関心を集め、金融機関からも注目を集めています。

ビットコインは2021年に急成長を遂げ、2月だけで60%以上上昇しました。

ここ数週間、億万長者のイーロン・マスク氏が所有する電気自動車メーカー、テスラによるビットコイン購入が注目を集め、ビットコインの人気はさらに高まっています。また、米モルガン・スタンレーは、傘下の投資ファンドがビットコインの大量購入を検討していると述べています。

テスラは2月初旬、15億ドル（11億ポンド）相当のビットコインを購入したと発表し、近々仮想通貨での決済を受け入れる可能性があると表明したことで、ビットコインの価格が急騰しました。

マスク氏は、世界的な金利が歴史的な低水準で推移する中、一部の投資家から支持を集めている仮想通貨の支持者であることを頻繁にツイートしています。同氏は金曜日、ビットコインは「現金よりも賢明な流動性」だとツイートしました。